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特集・コラム 2020年11月2日(月)22:00

「特命戦隊ゴーバスターズ」キャストが再結集 10Yearsシリーズに意欲満々

(左から)松本寛也 、鈴木勝大、馬場良馬、小宮有紗

(左から)松本寛也 、鈴木勝大、馬場良馬、小宮有紗

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2012年2月からテレビ朝日系で放送された特撮ドラマの劇場版「特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!」と、Vシネマ「帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ」の屋外上映会が11月1日、第33回東京国際映画祭のジャパニーズ・アニメーション部門のプログラムとして東京ミッドタウン日比谷で行われた。鈴木勝大(桜田ヒロム役)、馬場良馬(岩崎リュウジ)、小宮有紗(宇佐見ヨーコ)、松本寛也(陣マサト)が一堂に会し、別会場からオンラインでトークショーを繰り広げた。

「特命戦隊ゴーバスターズ」は、巨大なエネルギー「エネトロン」によって都市生活が支えられていた近未来を舞台に、「エネトロン」を狙う悪の組織「ヴァグラス」の脅威から人類を守るために結成されたスーパーヒーロー。特殊な訓練を受けて戦士となった彼らが、意思を持ったメカ生命体・バディロイドと力を合わせて敵に立ち向かう姿を描き出す。

オリジナルキャストが公のイベントで顔を揃えるのは久々となるが、「実は先週もこのメンバーで集まりました」と鈴木が明かすと、小宮も「皆さんの前にこの4人で立つのは久しぶりなんですが、それとは関係なく、普段からよく会っている。久しぶり感がなくて。新鮮味がなくてすみません」とコメントするなど、和気あいあいとしたキャスト陣。鈴木も「これほどまでに、深い仲を築かせていただいたのも、1年の放送やヒーローショーなどですごく貴重な経験をさせてもらって、縁を作ってもらったから。だから作品に感謝しています」としみじみ付け加えた。

ゴーバスターズは、意志を持ったメカ生命体・バディロイドと一緒に戦うことになるが、そのバディロイドの声を担当したのは、故藤原啓治さん、玄田哲章鈴木達央中村悠一といった豪華声優陣。松本は「『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』では素顔で皆さん出演されていました。(藤原)啓治さんのカットも良くて。それが印象深いですね」と今年4月に急逝した藤原さんに思いをはせると、鈴木も「僕はアフレコという作業をしたことがなかったので。いろんなことを教えていただきました。藤原さんだけでなく、皆さんが先生みたいな感じでしたね」と述懐。小宮も「普通は(声優とキャストの)アフレコは違う時間にやるらしいんですけど、同じスケジュールでやらせてくださって。どうしてもわたしたちの方が時間がかかるので、絶対にもどかしいところがあったと思うけど、皆さん見守ってくれたのはうれしかった」と付け加えた。

スーパー戦隊シリーズをベースに、海外向けにリメイクされた特撮ドラマ「パワーレンジャー」シリーズの最新作「パワーレンジャー・ビーストモーファーズ」が現在、アメリカで放送中だが、そのベースとなっているのは「特命戦隊ゴーバスターズ」。小宮が「純粋にすごくうれしいですよね」と笑顔を見せれば、鈴木も「キャストがめちゃくちゃかっこよかった」と続ける。さらに小宮が「『デカレンジャー』の皆さんは『パワーレンジャー』の吹き替えをやっていたので、わたしたちもそうなったらいいなと思っています。偉い人やらせてください!」とねだり、会場を沸かせた。

12年の放送開始からあと2年で10周年となるが、松本も「キャスト陣は、新しい作品を作れたらいいなと盛り上がっています。ぜひ4人でまた集まれたらいいなと思っております」と語るなど、スーパー戦隊のその後を描く「10 YEARS」シリーズへ意欲的。その言葉に他のキャスト陣も力強くうなずいていた。

第33回東京国際映画祭は11月9日まで、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン日比谷ほかで開催。

アニメハック編集部

第33回東京国際映画祭(TIFF2020)公式アニメ特集

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