2020年11月5日(木)19:30
劇場版「ポケモン」最新作「ココ」は現在も製作中 中川翔子、矢嶋哲生監督の“HP”気遣う
しょこたん、思わず「HP削れてますよね?」
イメージを拡大
「ポケットモンスター」シリーズの劇場版第21作「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」が11月4日、第33回東京国際映画祭のジャパニーズ・アニメーション部門の特集「『劇場版ポケットモンスター』の世界」で上映された。ゲスト声優を務めた中川翔子、矢嶋哲生監督が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に立った。
矢嶋監督は、劇場版シリーズ最新作「劇場版ポケットモンスター ココ」も手がけるため、イベント後半は「ココ」に話題が集中した。12月25日に公開が迫っているが、矢嶋監督は「今現在も作り続けている。進行中でして」と告白。劇場版シリーズ“常連”で、「ココ」にも出演している中川は「(公開日が)夏から冬になったけど、ずっと作ってるんですね! それだけクオリティを!!」と驚きの声をあげ、「本当に愛ですよね。仕事ということではなく、仕事を超えて。ポケモンのためなら、HP削れようが……HP削れてますよね?」と矢嶋監督の体調を気遣った。
イメージを拡大
「皆さんに届けるまで、納得いくものを作ろうと思っています」と熱い思いをのぞかせる矢嶋監督。本部門のプログラミング・アドバイザーを務めるアニメ評論家・藤津亮太氏が、「ココ」の作品テーマを問うと、矢嶋監督は「監督として描けるものが僕のなかにあるかなと考えた時に、息子の顔が思い浮かんで。描けるとするなら親子の愛なのかなと思い、提案させていただいた」と振り返る。「僕は息子によって人生観がかなり変わったんです。それを皆さんと共有できると、より感動するお話になるのかなと思って、作らせていただきました」と作品に込めた思いを明かした。
イメージを拡大
矢嶋監督と同世代、ともに“ポケモンネイティブ”だという中川の“ポケモン愛”も負けていない。「ココ」の公開に向けて「サトシがいつも『夏はポケモン!』って言って、(劇場版『ポケモン』は)夏の風物詩となっていましたが、初めて(公開時期が)冬になったので『ポケモン』がくれる大きなクリスマスプレゼントになりますよね。こういった大変な世界だからこそ見つかる星もあるということを、『ココ』という映画のなかでものすごく描かれていると思います!」と熱心に呼びかけていた。
第33回東京国際映画祭は、11月9日まで開催。
第33回東京国際映画祭(TIFF2020)公式アニメ特集
[筆者紹介]
アニメハック編集部(アニメハック編集部) 映画.comが運営する、アニメ総合情報サイト。
作品情報
-
人々が風と共に暮らす街・フウラシティでは、1年に1度だけ開催される“風祭り”が行われていた。祭りの最終日には伝説のポケモン・ルギアが現れて、人々はそこで恵みの風をもらう約束を、昔から交わしていた...
フォトギャラリー
フォトギャラリーへ
タグ
-
「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」ミュージックコレクション
¥2,750 ¥1,944
-
【Amazon.co.jp限定】ACROSS THE WORLD (完全生産限定盤) (メガジャケ付)
2024年11月20日¥8,800
-
劇場版ポケットモンスター みんなの物語 [DVD]
¥4,378 ¥3,609
-
ACROSS THE WORLD (通常盤) (特典なし)
2024年11月20日¥1,300