2016年5月4日(水)11:00
映像と音楽のリンクが高いレベルで実現したと絶賛!劇場版「牙狼〈GARO〉」トークショーをマチ★アソビで開催
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徳島県徳島市で年に2回開催されている大型アニメイベント「マチ★アソビ」にて、5月21日公開の劇場版「牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-」のトークショーが開催された。林祐一郎監督、東北新社プロデューサーの鈴木隆浩が登壇し、公開直前の本作の魅力が語られた。
前半は、テレビシリーズを振り返りながら劇場版で、どんなところに挑戦したのかトークが展開。監督の林いわく「アクションシーンで、作画とCGの差をなくすための工夫」が随所でほどこされており、続く鈴木は「本作ではダビング(映像に音をつける作業)の段階で絵がすべて揃っていたため、音楽はすべて完成した絵をもとに作ることができた」と語る。そのため、林が求めている「映像と音楽のリンク」が高いレベルで実現できているという。
また、イベントで上映された予告編、映画本編の冒頭には、司会が「大人の時間ですから」と話したとおり、映画でしか表現できないショッキングなシーンの連続に、観客も引き込まれていた様子。林が「すべてのカットにこだわって作った」と語るように、本作の公開が待ち遠しくなるトークショーとなった。
イベント終了後、監督を務めた林からコメントをいただいた。
――マチ★アソビのイベントに参加して、いかがでしたか
林:こうした街をあげてのイベントは、日本ではすごく珍しいですし、楽しいですよね。クリエイターとお客さんの距離が近いのも新鮮でした。海外のイベントではよくある光景なのですが、こうしたイベントが国内で実現できるのは貴重だと思います。
――イベントで披露された映画冒頭では、刺激の強い描写が描かれていて驚きました。こうした作りにしたのは、どういう意図があったのでしょうか。
林:テレビシリーズにも過激な要素はありましたが、劇場作品ですので、より大人向けにしていこうという考えがありました。アクションを含め、すべての要素をワンランク上げたいという思いで作っています。
――5月21日公開の作品で、5月3日のイベントに監督が出席しているということは、制作はすでに終えられているのでしょうか?
林:1ヶ月ぐらい前にすでに完成しています。テレビシリーズからずっと作り続けている蓄積が大きいのだと思います。スタッフにも恵まれ、スケジュール通りに作ることができました。それが完成度の高さにも結びついているのではないかと思います。
――最後に、これから映画を観るファンに一言お願いします。
林:スタッフの熱意や想いがつまっている作品です。観た方に、そうした想いが少しでも伝われば凄く嬉しいと思います。
作品情報
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