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ニュース 2019年3月26日(火)21:00

上橋菜穂子のファンタジー小説「鹿の王」Production I.G制作で劇場アニメ化

(C)KADOKAWA CORPORATION

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上橋菜穂子氏のファンタジー小説「鹿の王」(KADOKAWA刊)の劇場アニメ化が決定した。アニメーション制作は、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「PSYCHO-PASS サイコパス」などで知られ、同じく上橋氏原作のテレビアニメ「精霊の守り人」も手がけたProduction I.Gが担当する。

2014年に発表された原作小説は、15年度本屋大賞や第4回日本医療小説大賞を受賞し、シリーズ累計190万部を超える人気作品。岩塩鉱を襲った不思議な犬から謎の病が発生し、感染を免れた戦士団「独角」の頭であったヴァンと、治療法を探して奔走する医術師のホッサルら、過酷な運命に立ち向かう人々の物語を描く。3月27日には、シリーズ最新刊「鹿の王 水底の橋」が発売されている。

原作者の上橋氏は、劇場アニメ化について「なんと、『鹿の王』が映画になります。映画化を打診されたとき、まず出た言葉は、『え? それは無理でしょう!』でした。『鹿の王』はかなり複雑な物語ですから、一本の映画で描こうとするには内容が難解過ぎるのでは、と思ったのです。しかし、Production I.Gさんが制作なさると聞いて安堵しました。I.Gさんなら原作に囚われ過ぎず、アニメとしておもしろい映画を創ってくださるでしょう。雄大な大自然の中を、飛鹿にまたがったヴァンが駆けていく姿を見られる! 今は、とにかく、それが何より楽しみです」と期待を寄せている。

また、Production I.Gの代表を務める石川光久氏は、「『鹿の王』を読んだ時、これは作ってはいけない作品であると感じました。実は、今でも思っています。繊細で、奥深く、壮大な世界に宿る“命の物語”を映像で表現するということは、もはや不可能だと感じたからです」と胸のうちを明かしながらも、「しかし創るという人間が現れたのです。『鹿の王』をアニメで表現するという思いのもとに集まったスタッフの顔ぶれは、想像を超え、狂気を感じさせました。命をつなぐ、これは作品のテーマというだけではなく、I.Gの命運をかけた戦いのテーマでもあるのです」と意気込みを語った。

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