2021年1月8日(金)19:00
杉田智和、阪口大助、釘宮理恵の「銀魂」との15年――家族にも似た絆と信頼 (3)
3人の関係は「多分、家族に近いんでしょうね」(阪口)
「一緒にこたつに入っているようなイメージ」(釘宮)
(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
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「銀魂」の15年間で築いたものとは? 3人の関係性の変化を問うと、家族という言葉が出てきた。
釘宮「3人でごはんに行くと、それぞれ自分が頼んだものをもくもくと食べるんです。でも真選組(のキャスト)も一緒に行くと、鈴村(健一)さんが『一口味見させて。僕のもどう?』とおっしゃるので、全員で分け合って、急に大家族の食卓みたいになります(笑)。でも3人になると、やっぱり自分の頼んだ分だけ食べる。なぜか『そこはちょっと恥ずかしい』みたいな気持ちになっちゃうんですよね」
阪口「多分、家族に近いんでしょうね。親きょうだいとは『ちょっとそれ一口いい?』ってあまりしないけど、友達同士だとするじゃないですか。なんとなくそういう感じになってきてるのかな。友達ポジションの真選組が入ってくると、また違った一面が出せるというか」
釘宮「でも3人でいる時は、同じこたつの中に入って、よだれを垂らしながら寝てても全然大丈夫みたいな安心感があります。こたつで寝て、起きたら『みかん取って』みたいな(笑)」
阪口「雑だな(笑)」
杉田「『取って』と言う前にみかんがくることもあります。『食いたそうな顔してたから』って。俺の感情を読まれている、なんてこった!」
釘宮「(笑)。そんな風に、3人一緒にこたつに入っている、テーブルを囲んでいるようなイメージはあるかもしれません」
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「かと言って、そんなにべたべたしない。良い意味での緊張感は常に保っています」とも語る杉田。役者同士としては、互いをどう見ているのか。阪口は「杉田くんも、くぎみーも、僕の持ってないものを持っています。正直ふたりは天才なんで。だから僕は、この作品に関してはレシーバーになれればいいと思っていました。ふたりが気持ちよくお芝居ができるよう、僕は感度をガンガン上げて、ふたりの弾を完璧に打ち返せばいい。そうすれば、面白くなるはずだと。2人の手助けができればいいと思ってました」と説明する。
釘宮も「今、大助さんは『完璧に打ち返せたら』とおっしゃってましたが、たゆまぬ努力をされていたことに驚きました。いつもごく自然に完璧に打ち返してくださるので。今日のさりげないツッコミも完璧でした」と、全幅の信頼を寄せる。そして、瞳をキラキラさせながら「で、杉田さんが『新八、神楽』って言う時は、なんかわくわくするんです。それが、なんかいい感じだなと思います」とまっすぐな眼差(まなざ)しで話す姿が印象的だった。
阪口「この2人は、本当にすごい。2人とからめたこの15年間は楽しかったですね、やっぱり」
杉田「お2人は僕からすれば先輩ですから、役柄通りの関係性じゃないんです。でも、役柄以上に信頼してます」
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俺の護りたかったもんは魂<ここ>にある――。地球滅亡のカウントダウンが迫る中、かつての盟友である銀時、高杉、桂はそれぞれの想いを胸にひた走る。だが彼らの前に立ちはだかったのは、あまりにも哀しい絆...
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