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ニュース 2025年11月15日(土)12:00

「涼宮ハルヒの憂鬱」放送20周年記念プロジェクト始動 「涼宮ハルヒの消失」リバルバル上映が決定

「涼宮ハルヒの御礼」プロジェクト第1弾としてリバイバル上映

「涼宮ハルヒの御礼」プロジェクト第1弾としてリバイバル上映

(C)2009 Nagaru Tanigawa・Noizi Ito/SOS団

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テレビアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」が2026年に放送20周年を迎えることをうけて、ファンへの感謝を込めた「涼宮ハルヒの御礼」プロジェクトが本格始動する。これを記念して、原作者・谷川流氏がコメントを寄せている。

(C)2009 Nagaru Tanigawa・Noizi Ito/SOS団

プロジェクトの第1弾として、劇場版「涼宮ハルヒの消失」が2026年2月6日から2週間限定でリバイバル上映されることが決まり、新規制作された予告映像が公開された。ムビチケ前売券(オンライン)を購入すると、特典としてオリジナルスマホ壁紙がプレゼントされる。

(C)2009 Nagaru Tanigawa・Noizi Ito/SOS団

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谷川氏のコメントは以下の通り。


【谷川流(原作者)】

編集氏からアニメ化の話を聞いたのがいつだったかは忘れてしまいましたが、初めて京都アニメーションを訪れたのは2005年の初春頃でした。当時『AIR』が放映中だったので確かです。

その時の僕は役員の方々やスタッフの皆さんに「よろしくお願いします」と頭を下げたら自分の仕事は終わったも同然だと思っていたのですが、そこから「それではどのようなアニメにしましょうか」と、いきなりシームレスに会議が始まったこと、そしてどうやら僕の意見を求めておられるらしいことに驚きました。

果たしてそれは僕が考えていいものなのか?
とは言え、さすがにノープランだったわけでもなく、最初に僕が述べたのは「一巻目の『憂鬱』だけで1クールできませんか?」でした。と言うのも僕はあのラストシーンがそこそこ気に入っていて最終話はアレで終わるのがちょうどいいと考えていたからです。スタッフ諸氏はしばらく「うーん」と思案しておられるようでしたが、やがて「やれないことはないが著しく間延びしたものになり原作にあったテンポのよさが失われるだろう」と言うような意味の返答を下さいました。けだしもっともです。

そこで僕が発したのが「では『憂鬱』エピソードの合間に短編エピソードを順不同かつ時系列の整合性などまったく考慮せずに挿入していくというのはどうか」というものでした。何が何でも『憂鬱』ラストを最終回にしたい一心のようですが、 その場の思いつきを口にしただけだった気がします。

それから数ヶ月後、湖の畔の研修センターのような所で構成会議が行われました。いつのまにかその案は決定事項になっており、後はどの短編をどのタイミングで放り込んでいくかに焦点は移っていました。ひょっとしたらあの放映順は適当に決めたんじゃないかと思っている人がいるかもしれませんが、実際は全員頭が割れそうになるほど考えたのです。いやもう本当に。
あれから二十年、それだけ経過してもハルヒたちが動いているのが見れたり声を聴けたりするのは、あの時アニメーション製作に携わってくれた方々と楽しんでくれた皆様のおかげでしかありません。重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

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涼宮ハルヒの消失 6

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